氷点下の思潮について

  「氷点下の思潮」は、もともと私が20代の頃に書いていたWEB個人誌です。30代半ばに休止したのですが、今日、50歳になったのを機に再開することにしました。 
 今、世間は「対立」で溢れかえっています。この対立の構造が続く限り、溝は深まり、文化は衰退する一方なのではないか…そのような危機感を抱いています。
  黒人意識運動の指導者、スティーブ・ビコは文化についてこう語っています。 

文化とは、本質的に人生の様々な問題に対する社会の複合的な解答である 

 また、私の師である水上勉さんは、対立する事柄を「一」にすることの重要性をご教示くださいました。再開した誌面では、複合的な解答と「一」にすることを目指していきたいと考えています。 

2024年3月18日 秋田高志

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